自作クライミングウォール(設計・材料について)

DIYでクライミングウォールを作成したので紹介します。

今回作成したのは高さ1メートルぐらいの子供向けのものです。

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目標としては2メートル半ぐらいの大人向けのものを作りたいのですが、木工工作の経験も無いので、まずは子供向けのものを作ってみようと思いました。

 

DIYをするにあたって、以下の方針ですすめていくことにしました。

 

*加工や調整のしやすい木工工作で作成する

*材料はできるだけホームセンターや東急ハンズなど身近なところでそろえる。(ネットも利用する。)

*大人の丁度半分のサイズで子供用のウォールを作る

*壁は屋外に設置する(雨風に対する耐候性を考える)

*壁は自立式にして、家の壁等に穴をあけたりしない。

 

 

設計について

最初は100均で買ってきたストローを使って模型を作ってみます。

 

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90度の垂直壁では面白くないので、やや前に110度ぐらい前傾させて、その上で自立させたいと思いました。

ただし、子供向けはスラブ壁の方が遊びやすいと思ったので、これを前後にひっくり返して70度の傾斜壁で作成します。

 

 

 

材料について

*2X4材、1X4材

近くのホームセンターで1820mmのサイズが手に入れやすいのでこれを基本的な材料にします。

 

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大人向けのウォールは2X4材で作るつもりなので、子供用のウォールは半分のサイズを1X4材を、さらに半分のサイズにカットして1X2のサイズにしたものを骨組みに利用します。

木材カットはホームセンターのサービス(1カット30円)を利用しました。

「数ミリの誤差はでますので了承ください」と言われ、実際にその通りでしたが、まあ木材のそりとかもあるようです。

 

*針葉樹合板

コンパネなどを利用する壁部分には、針葉樹合板にしました。

北零WOODによると、接着剤にフェノール樹脂を使用していて、シナベニヤ等の合板に比べて耐久性が高いとの事でした。

壁は屋外に設置するので、これを採用しました。

また、ホームセンターでは厚さ12mmが置いてありました。

これを木材カットサービスで十字に4分かつしたものを、サブロク板に見立てて使います。

これに、屋外用の水性木材保護塗料を塗って利用します。

 

*コーススレッド

木の接合にはステンレス製のコーススレッドを使い、骨組みには主に長さ65mm、壁の取り付けには長さ32mmのものを利用しました。

 

*ゴムシート 厚さ3mm

骨組みの足の部分に、滑り止めや傷防止の為に、ゴムシートを貼りました。

 

主な材料だけで5000円位かかりました。

 

内訳は下記の通り。

ホームセンター(コーナン

1x4材 (1820mm)  4本 940円

針葉樹合板(1820x910x12mm)1380円

水性木材保護塗料 (0.7L スプルース)1380円

ステンレスコーススレッド(長さ65mm 40本+長さ32mm 80本) 800円

ゴムシート(厚さ 3mm接着剤付き)   400円

 

ホールドについて

ホールドはブッダホールドを用意しました。

B級品で25個セット18,000円。

ボルトと爪付きナットのセットが2,500円ぐらい。

 KingHolds〜クライミングホールド専門店で購入しました。

 

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また、短い長さ40mmサイズ程度のボルトを12本500円ぐらいで、コーナンで追加購入しました。

 

こうしてまとめると、ホールドが一番お金がかかりますね。

今後はFRP用のポリエステル樹脂を利用しての自作ホールド作りも考えたいと思います。

 

また、高さを考えるとマットも必要ですがこれも、あまり自作している人もいなく、ボルダリング用のマットを購入するとピンキリですが、1万〜4万ぐらいはかかる様です。

 

また、これ以外に木工工作の工具類を揃えるのにもお金がかかっていますが+1万円ぐらい!?、別の機会にまとめたいと思います。