プライベートウォール自作 設計
6月頃から、大人向けのクライミングウォール制作にとりかかり始めています。
最初に簡単な設計を行いました。
以前に作成した子供サイズのウォールの2倍のサイズになります。
骨組みの部分には、主に2440mm(8feet)と1820mm(6feet)の2x4材を、壁には15mm厚の針葉樹合板を使います。
また、土台は安定させる為に、枕木を使いたいところですが予算の兼ね合いもあり、まだ検討中です。
大人用なので、スラブ壁を反転して105°の傾斜壁にしています。
また壁を支える柱となるトラス部分は、8feetと6feetの2x4材を左右3本づつ使って2重のトラス構造にして、強化するようにしました。
壁の厚さは、ホームセンターで手に入る12mm厚ではなくて、他の方の自作ウォールでも採用されている15mmの厚さにしました。(大阪市内の東野材木屋で購入)
また、骨組みのトラス部分の木材の接合には、M10、M8サイズの六角穴ボルトを使用します。
6月のうちに、骨組み部分の木材のカットや柱部分の加工は済ませましたので、まずは骨組みを自立させて、塗装をするところまでは進めたいですね。
6月は雨が多かったですが、週末は天気に恵まれました。毎週、材料が雨にぬれないようにブルーシートで覆って後片付けをするのは大変でした。
木材は寸法どおりに、手ノコでカットして、木口部分や木材の接合部分は塗装をすませました。後は組み立てた後で塗ります。
ジグソーを導入してもよかったかもしれませんが、細かい角度は手ノコの方が調整しやすかったかな。今回もソーガイドにおおいに活躍してもらいました。
今回は木材のカット角度を75°、65°、40°(3つであわせて180°の三角形になります)で設計しました。しかし、ソーガイドは基本的に45°の傾斜までしか対応していませんので、40°の部分には苦慮しました。
それよりも、クランプの締め付けが甘くて、後で気づいたら全部1°づつずれていたので、全部切り直しました。ですので、あんまり苦労の度合いには大差なかったです。
まずは骨組みの左右のトラス部分のみを組み立てます。
自立させた時に、がたつきがなく安定するように、しっかり固定した上で、接合部分を決めます。
トラス部分は鬼目ナットを埋め込み、100mmの長さのM8ボルトで接合します。
鬼目ナットは穴をまっすぐ空けないと、ボルトが入りません。
そこで今回は、簡易なドリルガイドを導入しました。簡易なものなので、当てにしすぎると穴1個分ぐらいは、ずれてしまいますが、それでも目測だけで慎重にやるよりは、楽に作業が進みます。
直径4mm〜12mmまで6つのアダプタで対応できます。
それでも、この鬼目ナットを使ったボルト接合の過程で、用意していた鬼目ナットの半分はネジ穴を潰してだめにしてしまいました。
M8ボルトの鬼目ナットの下穴はφ11.5mmなのですが、φ11mmでは遊びが少なすぎた様で、まったくボルトが入っていきませんでした。
ドリルガイドを使ってφ12mmの大きさにした穴を広げ、ちょっとずつボルトを締めてかろうじて接合完了。
はやく自立させて塗料を塗ってしまいたい。モチベーションが続かん。